1月22日時点では、山梨県は長野県から行ってもいい県でした。
そうは行っても、リニア見学センターに行った以外は、ずっと車の中にいて
高速道路で長野県に帰って来ました。その方がお互いのため。
どきどきリニア館。大人ひとりで420円です。
新幹線より少し狭いですね。
最大16両編成。東海道新幹線も最大だと16両なんだそうです。
それで1000人いっぺんに乗車できると。1時間10本走らせることが
できるんですね。どういうダイヤを組むのかは興味のあるところですね。
品川から名古屋までノンストップが5本くらい、各駅停車が2本くらい、
神奈川県駅や山梨県駅には停車する速達タイプが2~3本くらい?
平日の午前中ということもあって館内に滞在している入場者が10人を超えた
瞬間はなかったと思います。自然な3密回避。体験型施設は待ち時間ゼロ。
リニア館のホームページには、毎週金曜日に翌週のリニア運転が行われる日か
どうかのお知らせが載っています。リニアの運転は、毎日している訳では
ありません。運行の細かい時間は載りません。
その日に運転があるかどうか、のみ。この日は午前10時40分頃に一度だけ
走行があっただけで、その後は「今日の運転は、もうありません」との
アナウンス。知らずに来たら悲しい。私は見られましたけど。
なぜかこの日の運転は、ゆっくり。70kmくらい。
それはそれでじっくり見られてよかったけど。
山梨県内の現在のリニア実験線は42キロちょっと。
時速500キロだと、単純計算で42キロは5分くらいで走り切ることに
なります。まあ。最初の加速と最後の減速があるから少し変わるけど。
えっ、そうなの?運転士さんはいないんだ。車掌さんは乗るのかな。
それよりなにより、2027年開業って可能なの?
なんか邪魔している人がいますよね。誰とは書かないけど。
そういえば、昔は赤が基調のこんな形でしたね。
そもそも、リニアってどういう意味なのか、私は知りませんでした。
「直線状の」という意味だそうです。
リニアが通る各県の特色を載せたパネルがあったのです。
馬籠宿や作家の島崎藤村も、岐阜県の所属になってしまったのが少し悲しい。
それ以前にも、岐阜県側へ長野県神坂村という村も越県合併されちゃって
いるんですよね。そもそも、馬籠宿は旧神坂村にありました。神坂村が
岐阜県と越県合併する時に、馬籠出身の島崎藤村がこのままでは岐阜県の
出身になるのは許したくないという長野県側の強い思惑で反対運動が起こり、
しまいには長野県警の機動隊が常駐するという事態にまでなってしまい、
最終的には「内閣総理大臣の裁定に委ねる」というところまで行きました。
そこで、神坂村と岐阜県との越県合併は認める、しかし馬籠宿がある集落
だけは、長野県に残すという決着に。その馬籠宿があった山口村も結局
岐阜県と越県合併して、現在では島崎藤村は「岐阜県の出身」とされて
います。なんで越県合併したのかって?生活圏が完全に岐阜側だったから。
話がそれましたが、早く開通しないかな。
そういえば、リニアが通るけど紹介されていない県がひとつあったな…
駐車場からは少し歩きます。
高速道路で行く場合は、大月インターで降ります。
所在地は都留市(つる・し)だけど。
おみやげショップでトートバック買っちゃった。