新潟県糸魚川市にある、フォッサマグナミュージアムに行ってきました。
糸魚川と書いて「いといがわ」。長野県民ならさほど読むのは難しくない
地名ですが、読みを知らないと読めない地名ですね。新潟県の最西端に位置
する自治体で、県庁のある新潟市に行くより、富山市・長野市・金沢市に
行くほうが速いというポジション。一番速そうな電車を調べましたが、
富山駅なら26分,長野駅なら32分,金沢駅なら50分で新幹線で行けます。
しかし新潟駅までだと直江津乗り換え1回で2時間30分かかります。
新幹線高崎乗り換えでも2時間40分かかりますね。
速いのは高速道路で上越方面経由で行く方ですね。
今回は私は高速使わずに下道でいそいそと運転して行きました。
博物館の中は撮影禁止ではないものの、個人で楽しむ程度でほどほどに、
みたいな但し書きがありました。動画は撮影禁止。
ヒスイは奈良時代までは国内で装飾などで使われていたんですが、
その後何故かずっとヒスイは使われなくなりました。
しばらく、ヒスイって国内で採れないんじゃね?みたいな常識がずっと
続いていたんだそうです。だから海外から取り寄せたとか、そういう見解も
あったそうです。それが昭和に入ってから糸魚川のまわりで次々とヒスイが
発見されて、忘れ去られていた国内ヒスイの歴史が再び始まりました。
今でも糸魚川の海岸に行くと、ヒスイは見つけられるそうです。
さすがにもう、すぐかんたんには見つけられないそうですけど。
フォッサマグナミュージアムは、ヒスイだけではなく様々な鉱石が展示されて
いて、鉱石・地学・地理学が好きな人なら一日中ここにいても飽きないです。
入館して最初にずらっと並ぶ様々なヒスイにはすいこまれます。
ヒスイも緑以外にも紫や白やいくつか色の種類があるんですね。
私は緑のヒスイがやっぱり好きだなぁ。ヒスイ以外の展示量もすごいけど。
興味がない人にはつまらない施設なのかもしれません。
しかし見聞を広めるには良い施設。ハマる人ならハマる。
ナウマン博士のことの詳しい展示がありました。ナウマンゾウの由来。