長野Uスタジアムで試合を見てきました。
富山は優秀な社長さんを連れてきて、今年はかなり本気モード。
富山は元々J2にいたことがあるチームですから、またJ2に戻りたい気持ちは
当然強いわけです。あるいはいつかはJ1まで行きたい、でしょうね。
大勢おみえになった富山サポーターのみなさん。
私、野鳥の会ごとく丁寧に人数を現場で数えました。(私、ヒマな人)
アウェイゴール裏300人強、メインスタンド1層目と2層目で100人。
最低でも400人以上は来ていました。たぶん450人くらいだと思う。
前節、アウェイ鳥取戦で8-1で大勝した長野でしたが、その勢いをホームで
見せられるのか。ホーム初勝利もかかっていました。
前半、長野が上米良選手の先制ゴール。上米良選手のワントップという
面白いフォーメーションでしたね長野は。思いつかない起用法ですね。
上米良選手は上背があまりありません。167cmと、FWとしては小柄。
そもそも彼は攻撃的MF適正の選手だと思います。
今年の長野は全体的に背が低い選手が多すぎて空中戦に弱いです。
それだったら、パス、ドリブル、つまり地上戦で行くしかない。
前半長野が2得点目。ほぼ首位と同じ成績の富山相手にあっさり
追加点をとるとは…
横山監督、ようやく開き直りましたか。
攻撃的選手を加入させて得点力アップを今年は目指しましたが、結果が出ず
堅守速攻のチームにまた戻しました。裏を返せば、新規加入選手の中の
攻撃的役割の選手が、かみあっていない、ということです。
よくみたら、先週と鳥取戦と同じスタメン、同じ控え選手。まったく同じ。
つまり、結果出したら変えないよ、試合にも出続けられるよ、という
わかりやすい監督からのメッセージ。
あと気がついた点としては、スタメンのフィールドプレーヤーで
去年在籍していた選手が8人。去年一緒にプレーした選手が多いと
あうんの呼吸ができるんですよね。言わなくても予測して動ける。
今期ここまで無得点試合のなかった富山に完勝。
多くの人が言及していますが、やっぱり天皇杯で川崎フロンターレと対戦
したことで変わりましたね。無敵の王者川崎にチャレンジャーとして
互角以上の戦いをしたことが、長野を変えました。
もう国内に川崎フロンターレより強いチームは、現状いないのですから
どこのチームと戦っても「川崎はもっと強かった」と感じるわけです。
そのことが影響したのでしょうか、2試合で12得点1失点。
得失点がJ3で1位になるというオマケつき。
長野 4 - 0 富山
次、天皇杯で川崎と対戦するチーム、どこだっけ…