秋の臥竜公園。
緩やかな道を登っていきます。かなり整備されていますね。
水の色は昔からあまりきれいじゃないんだよね。鯉が多いせいかしら。
途中でわかれ道は結構あります。まずは山頂を目指します。
須坂市井上地区って苗字が由来なのかな。まあそういう由来は多い。
登山口は複数あるようです。メジャーなのは池の中央の東、橋の近くに
ある小泉屋さんの裏の登山道が無難です。
ここあたりまではあまり傾斜もきつくなく歩きやすいです。
須坂は大正時代から昭和初期あたりまで製糸業で大変栄えた街です。
屋代(現・千曲市)から須坂まで開業しています。現在は廃線ですけど。
権堂から須坂までの開業は1926年(大正15年)ですので、長野電鉄の
社史としては、河東線の開業が長野電鉄の始まりとなります。
竜ヶ池へ470m 山頂へ360m 単純に足すと830m。
健脚の方なら10分ちょっとで山頂まで行けますね。
臥竜山は松の山。日本の名松100選に選ばれています。
火事になったら燃料に向いている松だけに大変なことになります。
いくつか東屋もあります。全部の東屋を回るのはちょっと大変かも。
長野県森林づくり県民税。長野県の納税者はみなさん払っています。
私も払っています。一律で年間500円。
古い石のベンチ。横の文字は見にくいけど、なんとか読めました。
須坂小間物化粧品組合。製糸業で栄えた街なので、女工さんが多かった。
すると化粧品や装飾品が売れますよね。小間物(こまもの)とは
口紅とか、かんざしとかソーイングセットなどのことを言います。
山頂に到着。写真撮ったりゆっくりペースでしたので30分かかりました。
普通に登れば20分切るくらいでしょう。初心者でも登れます。
さすが山頂。景色はとても良いです。
大正時代などは、地元須坂の製糸業の大きな会社のイベントで大行列で
みなさんこの山頂を目指したそうです。行楽イベントみたいな催し物。
登山道が整備されているのは、そういう歴史もあるようです。
山頂に行ったあとは、帰りは違う方向に行ってみます。
また別記事にします。