SPRING DREAM

しばらく富山のネタ続きます

産業フェア in 信州2021 

ビッグハットで開催されていた、産業フェアに行ってきました。

 

AIなるほどセミナー。講師は山本一成さん。

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Ponanza(ポナンザ)は、将棋のAIソフト。

2013年にプロ棋士に初めて勝利した将棋ソフトです。

その後メキメキとチカラをつけて、2017年には当時の

佐藤天彦名人に勝つというところまで性能を高めました。

そこが事実上の人間の将棋ソフトに対しての白旗。

まあ負けてもダメージが少なそうな佐藤天彦名人を差し出した、と

いう見方もできますけど。これが羽生善治棋士渡辺明棋士なら

たぶん対戦させていないでしょう。

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最初、山本さんは自分が作ったポナンザで対戦したところ、

山本さんが6枚落ちでポナンザが勝てなかったそうです。

山本さん側は、王様と金が2枚と歩のみ。ポナンザは初期配置。

それでポナンザは勝てなかったんですね。

6枚落ちというのは、私がそのハンデで藤井聡太さんと対戦しても

私が必ず勝てるハンデです。 …やらかさなければ。

そこで山本さんは考えました。教えても成長しないなら自己学習能力を

教えるしかないと。自分で学んで自分で成長する将棋ソフト。

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お葬式2013。

2013年に佐藤慎一四段(当時)がポナンザに破れた瞬間。

プロ棋士がコンピューターソフトに負ける日がくることは、

ずっと誰もが先だと思っていたのが当時の常識でした。

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ポナンザが佐藤天彦名人に勝った半年後、颯爽とデビューから29連勝で

世間の注目を集めたのが藤井聡太四段(当時)。

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現在は山本さんは自動運転の会社で活躍されているそうです。

40年後の未来なんて、普通の人は想像できないですよね。

小学生だった私に、40年後はコンピューターが生活に深く

入り込んで便利になっているよ、反面、仕事(タスク)も増えて

便利なことばかりでもないよ、と教えてもピンとこないでしょうね。

講演を聴いたあと、ホクトブースできのこセットを購入。

長野Uスタジアムでたまに売っているやつだ。(500円)

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きのこソテーにして食べよう。

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