SPRING DREAM

週末は富山に行きます。

ゲームの話をしよう IN たてばやし その②

ゲームギア

クニちゃんのゲーム天国


知ってる人もあまりいないと思うような
ソフトですけど、これがなかなかいいの
ですよ。ミニゲームがいくつか楽しめる
のですが、一番おすすめなのが大富豪 
ですね。ぐるぐる温泉サクラ大戦2の
ミニゲームでも大富豪は楽しめますが、
セガのゲームのなかでは、このソフトが
大富豪の元祖かも(笑)他にはテニスや
コラムスをもじったコラムズ(なんだか
な)というパズルも遊べます。テニスは
できはいまいちだけど、審判がソニック
なので許してあげる。アドベンチャー 
モードもありまして、この3つのゲーム
をクリアしてクニちゃん(山田邦子)の
盗まれた衣装を取り戻すという、読んだ
だけでも恥ずかしくなるくらいの設定を
乗り越えていくという試練も。しかも、
ゲームの中ではクニちゃんはとっても 
大スターという現実にも飲み込めるだけ
の度量も必要ときたもんだ。まあ、時代
背景とかいろいろあるから、あまりクニ
ちゃんを責めるのも今となってはかわい
そうかも。とはいえこのソフト、わりと
評判がよかったのか、違うミニゲーム
詰め込んだクニちゃんのゲーム天国2も
のちに出ました。セガが携帯ゲーム機を
販売していた昔を振り返るにはいいかも。



メガCD

ゆみみみっくす


メガCDのソフトはハズレが多くて数も
少ないけれど、そんな中でがんばって 
いたソフトだと思う。主人公の ゆみみ
ちゃんを追った学園物なんですけど、 
早い話が絵本ですね。今風に表現すると
デシタルコミックって言うのかな?当時
のゲームの中では色使いも綺麗で発色が
良いです。たまにあらわれる選択枝を 
どう選んでも、あまり結果はかわらない
ものでしたが、ゲーム性の低さを指摘 
するより、ここは素直に物語を楽しみ 
たいと思わせる展開だったと思います。
オープニングの歌が当時セガのCFにも
出ていた高橋由美子さんです。この  
オープニングムービーの所はとっても 
のりのりで一番気にいってました。  
クリアした後に流れる歌も、終えた後の
イメージに沿った感じで良かったです。
ちゃんとゆみみみっくすのCFもTVで
流してました。私も一度だけ見た記憶が
あります。サターン版のゆみみみっくす
りみっくすも出ているので、メガCDが
なくてもサターンがあればあそべるよ。



ニンテンドー64

マリオゴルフ64


任天堂といえば昔からゴルフゲームには
ちからを注いできた会社ですね。ゴルフ
ゲームは結局、ゴルフの疑似体験をどう
上手く構築するかにあります。RPGで
いう所の世界観みたいなことでしょうか
このソフトは正確には外注で作っている
ので、任天堂の名前を貸しているという
のが本当の所ですね。作っているのは、
ゲーム業界では名の知れた高橋兄弟です
私も少し前から誘われて実際のゴルフを
始めたのですが、外にでてプレイをして
みて初めてわかることもあります。そう
いう微妙なトコロも驚くべきことにこの
ソフトには表現できているんですね。 
絵柄がマリオファミリーでほのぼのした
印象を受けるのですが、実はとっても 
真面目にゴルフを探求しております。 
うまくいかないときの、うまくいかない
理由なんかが実際と同じだったり、気を
緩めると怪我をするポイントなんかが 
実に納得させられます。このソフトを 
作った人達の言いたかったことが、何も
言わなくても伝わってきました。そして
それは、このソフトを手にした人達への
挑戦状。どこまで極められるか自分との
戦いの始まり。うーん熱いですな。 

 

PCエンジンCD-ROMシステム

ときめきメモリアル


うーん、このソフトを紹介するのは何か
気がひけますね。というのも世間では、
オタクな男の人がする物だという先入観
がありますからね。今では「ときメモ
と言うだけで意味が通じる位のメジャー
なゲームになりました。高校3年間を 
つぎつぎに現れる女の子たちとなかよく
なったり、デートしたりイベントを過ご
したりして卒業式の日に伝説の樹の下で
女子生徒から告白を受ける、という内容
ですが、なんだかとってもプラトニック
(笑)携帯電話すら登場しない世界です
発売された94’5月にはまだ携帯電話
を持つ高校生なんて数えるほどしかいな
かったのでしょうね。時の流れの速さを
感じてしまいます。デートもいまどきの
高校生からは想像できない真面目な恋愛
ですね。トゥルーラブストーリー3の 
ように設定を中学生にしてしまうほうが
現実に即しているかもね。このゲームの
中で一番有名になったであろう人物は、
藤崎詩織さんでしょうか。歌手デビュー
までしてコナミの懐に貢献しましたね。
今にしてみれば単調なパラメータ上げの
ゲームとしか映らないかもしれませんが
キャラグッズに高い付加価値を付けると
いう「コナミ商法」の有益性を証明して
みせたゲームでした。

        

スーパーファミコン

シムシティ


もともとはパソコンなどで作られていた
ゲームだと思いますが、それを任天堂
家庭用にわかりやすくなおして発売した
ソフトですね。街を発展させていくと 
いう盆栽的趣向の内容ですが、自分の 
作った街も、なかなか思い入れが強く 
なるもので不思議なものです。ゲームを
進めていっても特に目標がある訳では 
ないので、期間を定めて人口を増やすと
いう仕組みになっていました。交通渋滞
や電力不足、しまいにはUFO襲来と 
いった問題をクリアしていくテキストも
ありました。いくつかあるテキストを 
すべてクリアすると、ごほうびとして 
マリオの顔の描かれた全面埋め立て状態
という人口の増やしやすい面で遊べると
いうお楽しみがありました。このゲーム
を極めていくと最終的にはどこまで人口
を増やせるのか、という所に落ち着くと
は思います。そのためにはどういう風に
建物を配置していけばいいのか、それが
ひじょうに頭を悩ますトコロですね。 
まさに市長気分を楽しめます。任天堂
はまた新しいシムシティを作ってもらい
たな。難しすぎず、優しすぎず、絶妙な
ゲームバランスを醸し出してくれる会社
って意外とないもんね。任天堂はそこが
エライです。 

           

ファミコン

いただきストリート


オリジナルボードゲームの中でこれほど
おもしろいゲームは、そうはないですね
モノポリーが進化したようなシステムで
戦略性が高い所が非常によいです。よく
ある運が大きなウエイトを占めてしまう
ものとは全然ちがいます。CPU相手に
対戦しても楽しいがえらいです。「株」
の存在が一気にこのゲームの奥深さを 
高めています。土地(物件)がなくても
株だけでも勝ててしまうことさえあるの
です。これもバブルの影響なのかな?w
いただきストリートシリーズは、その後
スーパーファミコン版の2や、PS版の
3などが出ましたが、続編が出るにつれ
余計なオマケも増えてしまって、あまり
嬉しくありません。最初に出たシンプル
ファミコン版が私は好きです。あと 
絵柄も。続編のほうは、人物の絵柄が 
しつこくて嫌w。こういったゲームが 
ぐるぐる温泉で対戦できたらいいのに 
なあ。

               

ゲームボーイカラー

カードヒーロー


このゲーム、ファミ通でとっても誉めて
ましたね。そのせいか近くのお店も大量
に入荷しすぎて、今でも新品のまま投げ
売りしてるを見るのはツラいです。  
私はカードゲームというのは全く知らな
くて、このソフトしかやったことはない
のですが、とても面白いですね。初心者
の私でもすんなりゲームのルールを覚え
ました。なんか主人公が小学生の男の子
で、ほのぼの感あふれる作りですが、 
対戦システムは非常によく練りこまれて
いて、上手くなってくると今度は意外と
難しい奥深さに手こずるという奇跡的な
ルール作りを成し遂げています。   
先を読む行程は、まるで将棋の詰め将棋
みたいな感じなのかな?相手の動きが 
読めなくて、やられてみて後悔すること
も度々。CPUもとても賢いです。と 
いうよりずるいかも(笑)そこでそんな
カード引くかー!なんて熱くなりました
 ファミ通任天堂も必死に宣伝活動を
したわりには、いまいち盛り上がりに 
欠けてしまうところが、必ずしもいい物
だから売れるという訳でもないという、
最近のゲーム業界の難しさも見せてもら
いました。

         

アーケードゲーム

餓狼伝説スペシャル


格闘ゲームはほとんどやらない、という
よりできない私ですが、初代スト2と 
ともに唯一できるのがこのゲームです。
今では事実上なくなってしまったSNK
の大ヒット作ですね。このゲームの最大
のウリはなんといっても超必殺技ですね
超必殺技というシステム自体は、同じ 
SNKの龍虎の拳の中で厳しい条件と、
むずかしいタイミングを成功させた時に
発動できるものとして存在してました。
餓狼伝説スペシャルではキャラクター 
それぞれに個性的な超必殺技が用意され
ており、それを決めて逆転の勝利を  
飾った時などは、なんとも言えない快感
にひたれることができます。私の使用 
キャラは山田十兵衛。おせんべいを投げ
るおじいさんですね。この人の超必殺技
の特徴は決まれば確実に相手にダメージ
をあたえられることですね。よけられる
とかガードされることがないので、  
超必殺技が決まった時はまさに「わしの
勝ちじゃ~」という気分になれます。 
 飽きずにバイトの帰りにこのゲームを
続けていた私は、ついにワンコインで 
クリアできるまでに上達していましたw
CPU相手に一本も落とさずに勝ち進む
と、ラストにリョウ.サカザキが出て 
くるというオマケもありました。2Dの
格闘ゲームの全盛期に名を残す、まさに
「伝説」となったゲームでした。