SPRING DREAM

しばらく富山のネタ続きます

上を目指す

松本市で行われていた全国地域リーグ決勝大会
観に行こうかとも思ったのですが、JFAのサイトで無料配信するし、松本戦は地元NHK長野で
生放送・生中継するので無理して行かなくてもいいや、と判断しました。お金も節約できるしね。
参加チームは 日立栃木ウーヴァツエーゲン金沢松本山雅NPO横浜スポーツ&カルチャークラブ

日立栃木ウーヴァの「ウーヴァ」はポルトガル語で葡萄の意味だそうです。
松本山雅は「まつもとやまが」と読みます。知らないと やまが って読めないと思う。

昨日土曜日の時点で、日立栃木が2位以内を決めてJFL昇格。
今日の試合前の順位と勝点は 日立6・松本4・金沢2・横浜0。
90分勝ちで勝点3、PK勝ちで勝点2、PK負けで勝点1、それ以外は勝点0になります。
今日の試合が始まる時点では順位が確定したチームはなかったため、どのチームも本気モード。

今日の第一戦は横浜スポーツ&カルチャークラブ(以下横浜)対金沢。
横浜は90分勝ちすれば金沢を上回り3位に滑り込めます。3位はJFL下位との入れ替え戦
金沢は90分負けさえしなければ3位以上を確保。松本の動向次第では2位の可能性も残します。
試合は横浜ペース。そして横浜が前半に先制。そのまま後半ものこりわずか、というところまできて
横浜がペナルティエリア内でハンドを取られて金沢がPKをゲット。これを決めてなんとか同点に。
金沢は九死に一生を得ました。そのままタイプアップ。この瞬間金沢の3位以上が決まり、横浜の選手は
グラウンドで倒れこんでいました。4位だとなにもありません。ただ敗退。

その後のPK戦は、横浜も意地を見せてなかなか決着が付かず。ただし、このPK戦で金沢がPK負けすると
その時点で松本の勝点4を上回ることができず、松本の2位以上が確定。その瞬間松本のJFL昇格が
決まるというシチュエーションになりました。
PKはサドンデスに突入。金沢は後攻めですので、横浜が決めて金沢がはずした瞬間に松本がJFL昇格という
状況のまま、地元のNHK長野の放送が始まりました。放送が始まってすぐに金沢の選手がPKはずして
松本のJFL昇格が決まるというNHKとしてはおいしくない展開で終了。

その後の日立栃木対松本戦は、わかりやすくいえば消化試合。順位決める意味はありましたけどね。
試合は松本が勝って優勝。地域リーグ決勝で10000人以上集めた地元アルウィンで勝利を祝いました。
3位で終わった金沢はホーム&アウェイでFC刈谷との入れ替え戦に望むことになります。

個人的には来期は松本にジェフリザが来ることが嬉しい。
そのジェフリザもどうなるのか不透明な雲行き。在り方が問われている状態ですからね。
松本はJFLからJ2を目指す訳ですが、相当頑張らないとJ2への道は険しいと思います。
岐阜や岡山や北九州みたいに1~2年でJFLを卒業できれば理想的なんでしょうけどね。



写真は去年のアルウィンでの試合の様子。
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