SPRING DREAM

しばらく富山のネタ続きます

松井秀喜ベースボールミュージアム

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松井秀喜ベースボールミュージアムです。
石川県能美市にあります。能美は のみ と読みます。
北陸道小松ICから車で5分くらい。小松空港も近くです。
 
松井選手の生家のすぐ近くに出来たミュージアム。結構何もないところにあります。(地元の人ごめんね)
近くの駅からバスでも来られるようですが、本数はほとんどないのでお気をつけて下さい。
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小松空港も近いよ。能美市のこの辺は、平成の大合併以前は根上町(ねあがり)という地名でした。
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正面を見たところ。真ん中に建っている銅像は、少年時代の秀喜少年。ちなみに少年時代は右打ちです。
銅像の下に彫られた言葉は、「僕には夢がある」 そう、英語で言うと I have a dream.
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右打ちだった秀喜少年が左打ちになった理由の一つに、「おまえ打ちすぎだからハンデで左で打て」
と言われたそう。この建物は、生家のすぐお隣の敷地なんですね。
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団体客も多いみたいでした。入場料大人一人300円でした。中は一部撮影可です。不可の場所も多いです。
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中は中学・高校・巨人・ヤンキースエンゼルス時代の関連した展示物がたくさんたくさんあります。
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2階は一般には公開されてないみたいです。お土産屋さんも中に併設されていて、種類も多かったです。
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私が数ある展示物の中で私が一番興味を示したものは、甲子園で5打席連続敬遠に関するもの。
私は知らなかったのですが、5打席連続敬遠に対しての阿久悠さんの詩が素晴らしかったです。救われました。
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                                『敗れざる君たちへ』 阿久 悠
 
「あなたはたぶん 怨みごとを云ったり 作戦を誹謗したりはしないだろう 
 無念さはおそらく 青春期の総決算のような形で 猛々しく噴出を待っているだろうが
  あなたはそれを制御し 次なる人生への勲章にし エネルギーにしてしまうに違いない
 
 感情を小出しに爆発させ その時その時の微調整をくり返し
 如何にも活力あり気に振舞う人とは あなたはスケールが違う
 ドンと受けとめて いつかやがて まるでこの日の不運が 
 最大の幸福であったかのように 変えてしまうことだろう
 
 バッターボックスの中で 微動だにしなかった態度を称える 
 ブーイングに便乗しなかった克己心を 何よりも立派だと賞める
 照れたりくさったり呆れたり 同情を求めるしぐさを欠片も見せなかったことを賛美する 
  一振りも出来ないまま一塁ベースに立ち 瞑想していた男の顔を 惚れ惚れと見る
 
 あなたの夏は いま無念の夏かもしれないが 流れの中で自分を見失わない
 堂々の人間を証明してみせた 圧倒的に 輝く夏だったのだ」