SPRING DREAM

水曜日に有明コロシアムに行きます

全国地域サッカーリーグ決勝大会@市原臨海競技場 第三日目

 
三日目を前にしての各チームの勝ち点は、こうでした。
 
讃岐 5
長野 4
洲本 3
YSCC 0
 
JFLへ自動昇格できるのは、上位1位と2位。3位は今期JFL17位のアルテ高崎との入れ替え戦になります。
 
この日の試合前の各チームの現状はこうでした。
 
讃岐は、90分負けさえしなければ、洲本を必ず上回ることになるので、2位以内=JFL昇格が決まります。
長野は、90分負けさえしなければ、讃岐と洲本が同時に長野を勝ち点で上回ることはないため、JFL昇格です。
洲本は、90分勝ちの場合のみ、讃岐を上回りYSCCにも抜かれないので、2位以内=JFL昇格が決まります。
YSCCは、90分勝ちをして、洲本が讃岐に90分負けの場合のみ、得失点差で3位の可能性があります。
 
午前中の第一試合は、YSCC対長野でした。
 
YSCCは去年の地域リーグ決勝大会にも出場しており、その時は4位で涙を飲んだのですが、今年もまた涙。
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試合開始選手入場のところ。
 
千葉は長野からはさほど遠くはないので大勢サポーターが来ていました。一昨年の決勝会場は石垣島でした。
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試合は結局スコアレスで90分間が終わり、その瞬間、長野の2位以上、JFL昇格権利が決定しました。
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試合はPK戦となり、昇格を決めた長野は集中力を切らしたのか、あっさりPK戦1-3でYSCCがPK勝ちしました。
 
メインスタンドにも、長野サポーターは結構いました。
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長野の薩川監督の胴上げです。薩川監督、現役時代は柏レイソルなどで活躍したディフェンダーの選手です。
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薩川監督、柏の前は消滅した横浜フリューゲルスに在籍していました。いわゆる苦労人なんですよね。
 
大会プログラムが完売していました。きっと珍しいんでしょうね、完売は。気をよくした長野サポが買ったのかな。
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午後の第二試合は、洲本対讃岐です。
カマタマーレ讃岐。カマタマはうどんの釜玉。マーレはイタリア語で海という意味です。うどんの海?
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声援をおくる讃岐サポーター。仮に90分負けしてしまえば、3位で終了=入れ替え戦なので真剣なのです。
 
試合終了の瞬間。思わず倒れこんだのは、讃岐の選手。嬉しさと走りきった疲労感といろいろあったのでしょう。
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試合結果は、洲本0-1讃岐 でした。
 
駆け寄ってきたベンチにいた選手たち。勝ってすっきり昇格を決めたのは、観ている者も解りやすくていいです。
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表彰式の様子。讃岐と長野がJFL昇格を決め、洲本は高崎との入れ替え戦にまわることになります。
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真剣勝負の三日間が終わりました。最終の勝ち点はこうなりました↓
 
1位 讃岐  8 JFL昇格
2位 長野  5  JFL昇格
3位 洲本  3 入れ替え戦
4位 YSCC 2  残念でした
 
J1・J2入れ替え戦がなくなった今、この大会の真剣度はナビスコカップ天皇杯の決勝にだって負けません。
ここで昇格できなければ、立ち行かなくなり消滅したチームだって過去にいくつかあるんです。
いつまでも地域リーグに留まっていては、資金面で苦しいようです。JFLに昇格してもお金は苦しいでしょうが。
ただ、強くなればそれだけ理解もされてお金も集まってくるようになります。JFLは全国リーグですからね。
 
そういえば、讃岐サポーターの応援で、
 
おおおっ おおおお おおおーお おーおーおー。っていう応援があったのですよ。なんだろう、聴いたことあるな。
 
自分のアタマの中で3秒くらい考えて、答えが見つかりました。
瀬戸の花嫁」だ!(歌:小柳ルミ子
 
せとはっ しぐれて ゆうなみ こーなーみー
さすが瀬戸内のチームだけあるわ。この歌がわかる、歌えるのは若くない証拠でもあります。。。