SPRING DREAM

しばらく富山のネタ続きます

岡田武史氏講演会

今日の夕方、長野市篠ノ井岡田武史氏の講演会がありましたので行ってきました。
 
入場は無料ですが、事前に申込む入場券が必要です。
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講演時間は、約90分でした。タイトルは、
「~がんばろう!日本 今、必要とされているリーダーシップとは~」というなかなか壮大なタイトル。
 
岡田氏、「現在無職」などと謙遜していましたが、話術が長けていて、グイグイ冒頭からお話はヒートアップ。
時折交じる関西風イントネーション(岡田氏は関西出身)で、観客の気持ちをあっという間に掴みとります。
講演慣れしているんでしょうね。知名度も高く、お話も飽きさせず面白い。引っ張りだこなことなんでしょうね。
 
いくつか覚えている範囲でお話しますね。
 
南アフリカワールドカップの日本チームは、自分が監督の時に「ゾーン」状態になった初めてのチーム
・「ゾーン状態」とは、監督が何もしなくても選手同士で話し合いいい方向へ導き出せる究極の状態
・いくつか自分で種は蒔いてきたけど、ゾーン状態になれるのは狙って出来ることではない
・ワールドカップでベスト4に行くという目標に向かって選手・監督・スタッフが本当に一つになれた
・だからこそ、ベスト16での敗退は残念だった。このチームにはもう1試合出来る権利があったはずだ
 
・俊輔(中村)、楢崎といったこの大会にかけるベテランが控え組に回ったが腐ること無く行動が立派だった
・日本でサッカーがうまい奴23人集めたって、うまい奴11人ピッチに送り出してたって勝てるわけじゃない
・出場選手の選択は、無の境地でやる。最終的には長年の勘みたいな物で選ぶ。全ては運を掴みとるため
・フランスワールドカップの時は散々な結果で、自宅の前にパトカーが24時間待機。子供は車で送り迎えだった
・選手とはお酒は飲まないが、最後にキャプテンだった長谷部に誘われたので一緒に飲んだ
 
・リーダーシップとは、高い山に一生懸命登ろうとしている姿をまわりが見て、ついて行こうとする様子のこと
・低い山、志(こころざし)じゃ、まわりはついてこない。誰とは言わないが今の政治家もそんな風に感じてしまう
・「教育」の元々の語源は「引き出す」こと。人に言われてコップに注ぎ足すだけではないこともあるんだと知った
ザッケローニはいい人。上から目線であれこれやったりしないで、既存の関係を大切にしてくれている
 
岡田氏から出てきたサッカーチームのフレーズ
岡田氏から出てきたサッカー選手の名前
・中村 ・楢崎 ・川口 ・香川 ・中田 ・久保 ・玉田 ・闘莉王  ・長谷部 ・ジーコ ・風間 
 
実は、岡田氏は4,5年くらい前にも長野市のバスターミナル会館で講演しているんですよ。
その時も私は聴きに行ったんですけどね。その時もお話が良かったので今回も行きました。