2012年 JFL第2節 YSCCｖｓ長野

ニッパツ三ツ沢球技場で3/18に行われた、JFL第２節、YSCCｖｓ長野の試合を観てきました。

 

YSCCは、横浜スポーツ＆カルチャークラブ　の頭文字をとって繋げた名前です。

 

JFLのリーグスポンサーであるANA。全日空は、横浜のサッカー３チームと、どれも何かしら関係があります。

 

ちょっと説明。2012年現在の横浜市で活動するサッカーチーム。（JFL以上のカテゴリー）

・横浜F・マリノス　J1

・横浜FC　　 　　  J2

・YSCC　　　　　　 JFL

 

1999年2月、横浜マリノスが同じ横浜にあった横浜フリューゲルスを合併する出来事がおきる訳ですが、

横浜フリューゲルスの存続を願うサポーターにより、横浜FCが設立された経歴があります。

その際、このYSCCを横浜フリューゲルスの後続チームとしてJリーグ入りを目指す動きもあったのですが、

YSCCは純粋にアマチュアチームとして活動していく道を選びました。

1986年、地元のサッカークラブにスポンサードしてきた全日空に対して、その運営姿勢に不満を示した選手が

試合のボイコットをして、それに対して無期限出場停止の処分が下ります。同年、処分を受けた選手などで

新しく横浜サッカー＆カルチャークラブを設立します。それから苦節25年、ようやくアマチュアサッカー最高峰の

リーグ、JFLへたどり着いたチームが、YSCCです。

 

試合前のスタジアムDJのアナウンス。「横浜市中区本牧代表、YSCC。」強烈な地元への愛があるのでしょうね。

 

長野のスタメン。前節の開幕戦とまったく同じメンバーですね。

 

YSCCのスタメン。

 

試合が始まるところ。試合前、横浜市の中区の区長のご挨拶。区長さん、この日がお誕生日だそうです。

 

試合は開始してまもないうちに、長野が先制。

 

途中でYSCCが追いついて、前半は1-1で終了。

 

他会場の途中経過。よくみると、讃岐のチーム名が誤表記ですね。「カスタマーレ」って。

正しくは「カマタマーレ讃岐」です。

 

試合がもうすぐアディショナルタイムに入るかという時に、長野がセットプレーから勝ち越し。そのまま試合終了。

 

YSCC 1 - 2 長野

 

YSCCは、後半30分すぎたあたりから急に足が止まりました。ハイプレスが続かなくなった模様。後半残り10分は

両チーム中盤が空いてカウンター合戦みたいになりましたが、最後は長野が攻める展開になりました。

セットプレーから長野の途中出場の野澤選手のヘッドバックっぽいシュートが決まって試合は終了。

 

YSCCは、ちょっと接触が荒かったですね。それでうまくいっていましたが最後にバテて勝ち点GETならず。