スワローズの野村元監督いわく、守備の人と言われていたのが最初の頃の宮本選手。
宮本選手をスカウトしたのは、現在スワローズの監督の小川さんです。
非力で打てない守備の人だった宮本選手が、ずっと使えてもらえたのは、いくつか幸運もあります。
守備が下手でも遊撃手で使うタイプの監督もいますからね。打撃が上手いと。どこの誰とはいわないけど（笑）
捕手・セカンド・ショート・センター。センターラインは打撃力よりも守備力が大事です。
守備は出来ても打てない宮本選手は、最初は８番で使ってもらっていました。普通は８番あたりはキャッチャー
などが務めることが多いのですが、当時は首位打者もとった古田選手がいましたからね。
打てなくても使ってもらえたのは、打つキャッチャーだった古田選手が存在したこともおおきかったと
宮本選手自身が語っています。入団３年目には池山選手をサードに移動させて、宮本選手が正遊撃手と
なりました。スワローズの遊撃手は、ずっと守備の名手ばかりです。水谷－池山－宮本。鉄壁の守備の方々。
同期入団の稲葉選手（現・日ハム）と同じ、1976試合目での達成。当日の神宮球場は正午過ぎに満員御礼。
