今日、地元のメディアで発表があって長野パルセイロ公式でも発表されたのですが、薩川監督が退任だそうで。
プレスリリースには「勇退」って書いてあるけど。
2年間のコーチ時代を経て、そのあと長野の監督になり3年目ですが、結果は出してきた人です。
しては過去最高タイの2位という好成績を残し3年目の今年もJFL3位以上は確定し優勝の可能性もあるという、
成績だけならフロントが契約更新しない理由なんてないんだろうけど。本人の希望もあるんでしょうね。
ビエイラ氏、サッカーが好きな方なら知っているかもしれません。
監督がバドゥ・ビエイラ氏でした。
そんな有名な監督さんが、どういうツテで長野にやってきたのかは知る由もないのですが、こういう監督さんが
やってくると、「バドゥがこれこれこうしたいと言っています」と、監督を隠れ蓑にしていろんな要望が通りやすい。
それで選手やチームなどの環境改善や待遇の改善も進んだわけです。
こういうところは他のチームも真似していいでしょう。でもそんなサポーターや相手チームのサポーターにまで
人気を誇ったバドゥ氏でさえ(バドゥ氏はとってもフレンドリーでした)、結果(JFLへ昇格)を残せなくて、
長野のフロントは契約を更新しなかった訳です。
長野は、2016年、あるいは前倒しで2015年からのJリーグ入りを目指しているそうですが、ここから3年は
観客動員や成績といったものを満たしつつ、昇格を狙う年度にはJFLで確実に優勝するというチーム作りを
しないといけないので、新しい監督さんは大変だと思います。
新しいスタジアムをJ1開催ができる仕様で造ることも決定済みですが、その間の代替開催で観客を動員
できるのかとか、難しい問題も新たにでてくるでしょう。
でも、新潟や大分がそうだったように、地域リーグからJ1まで登って行く過程が面白いのかもしれませんね。
長野がどんな監督を連れてくるのかが気になります。
では、私の持っている古い画像、1枚載せときますね。