山田養蜂場のアカシア蜂蜜を購入しました。
結構薄めの色ですね。200グラム入りの瓶です。産地はルーマニア。
アカシアが時期をずらして産地を変えて咲き続けるのでルーマニアという国は養蜂に向いているんだそうです。
そのまま少しスプーンで舐めてみましたが、よくある蜂蜜と全然違いますね。
あまり甘すぎず、甘さは上品。コクがあります。パンにつけたりして食べてたりしてもおいしそう。
はちみつって、みつばちが蜜を摘んで来る花によってはちみつに含まれるブドウ糖比率が変わるそうで、
アカシアの花はブドウ糖比率が低いので結晶化しにくい(固まりにくい)というメリットがあります。
菜の花やクローバーなんかだとブドウ糖比率が高いんだそうです。別に固まったからって何か問題がある
わけではないんですけどね。溶かして使えばいいんだし。
山田養蜂場、1988年の売り上げは1億円。それが10年後の1998年には100億円になった企業です。
2014年度でグループ全体で431億円。創業者の息子さんが会社の事業を上手に拡大させたそうです。
山田養蜂場のホームページを見ていたら、こんな説明がありました。
質問 「なぜ、全国はちみつ公正取引協議会認定の公正マークをつけていないのですか?」
答え「それは、あくまで「はちみつ」の品質を追求する私たちの厳格な品質基準と、
広く一般的な意味ではちみつを定義する協議会の基準の間に相違があるためです。
協議会は「異性化糖や水あめを混ぜても製品表面に『はちみつ』の表示を許す」規定や、
加熱加工をしない「はちみつ」に対して天然由来の成分や風味を破壊していないことを表す意味の「生」や
「完熟」の文字の表示を禁ずる規定などを策定しています。しかし当社はこのような規定は
天然の「はちみつ」の価値を曖昧にし、消費者にとって不利益になると考え、協議会を脱会しています。」
なるほど、水あめいれたりしてもはちみつって名乗れるんだ。そば粉2割小麦粉8割で「そば粉」って言ってるのと
同じ感じかな。なお、山田養蜂場の蜂蜜製品には、水あめやお砂糖は入っていません。