SPRING DREAM

水曜日に有明コロシアムに行きます

2017 J3リーグ第34節 長野vs北九州

長野Uスタジアムで試合を見てきました。

あれ、おかしいなぁ。本当なら今日は北九州のミクニワールドスタジアムに行っている
ハズだったんだけどなぁ。先週の夕方五時頃は本当にそんなこと考えていました。
あらヤダ、私今年長野パルセイロトップチームのホームゲーム皆勤賞だわ。
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お、結構来てますね。元J2チームですからね。ギラヴァンツ北九州
ギラヴァンツは造語。ギラソール(ひまわり)とアヴァンツァーレ(前進)。イタリア語だそう。
前身は三菱化成黒崎サッカー部(1947年創部)という、歴史も結構あります。
前はニューウェーブ北九州という名前でしたが、商標の関係で変えました。
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そして北九州はユニフォームスポンサーが豪華なんですよ。
背 TOTO(説明はいらないよね?)
胸 YASKAWA(安川電機
袖 ナフコ(ホームセンター・家具屋)
パンツ ZENRIN(ゼンリン地図)
すべて本社が北九州市にあるという。
地元資本のこれだけのスポンサーがつくことは、なかなか無いですよ。
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モデルは北九州ゴールキーパー高橋選手。

リスペクト宣言は、久保さんファミリー。
ギラヴァンツ北九州サポーターのみなさん、長野Uスタジアムへようこそ」
「長野は寒いですかー?」
北九州サポーター「さむいー!」
「お土産はりんごがお勧めです」
「なので勝ち点3は持って帰らないでください」

「来年はJ2へ連れて行ってください」(大拍手)
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ビッグフラッグ登場。
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北九州もこの顔ぶれでJ3とかおかしい。J2でも中位くらいは狙えるはずです。
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最終節で少し増えたけど、本来なら物足りない数字ですね。
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長野 1 - 1 北九州
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試合後にセレモニー。浅野監督がコメントで懺悔していました。
本来なら来年も監督をするような成績ではないと。
ただ来年もう一度チャンスをもらったので必ず昇格を成し遂げると。(意訳)
長野が所属するリーグで3位以下になったのは、なんと2001年の北信越リーグ以来!
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2017 J3リーグ最終成績

優勝 秋田  61
二位 栃木  60 ☆
------------自動昇格ライン-----------
三位 沼津  59
四位 鹿児島 55 ☆
五位 長野  50 得失点差+9 ☆
六位 琉球  50 得失点差+8 ☆
七位 藤枝  47 得失点差+7
八位 富山  47 得失点差+4 ☆
九位 北九州 46 ☆
十位 福島  43 得失点差-4
以下略

☆マークはJ2ライセンスを持っているチーム
2位以内に入ればJ2へ昇格

この結果今年のJ2へ昇格は栃木SCのみ。
優勝した秋田はライセンスを持っていないのでJ2昇格できません。
後半77分まで、沼津がリード、秋田が鳥取に勝ち越していて、
栃木は沼津との直接対決でしたので、負けていました。
栃木が負けて、秋田が勝つと栃木は三位となり、J2ライセンスを持っていない
沼津と秋田の2チームが自動昇格圏内となり、栃木は昇格できなくなるところでした。
栃木が昇格できないイコール群馬がJ2残留となってその可能性は高まりましたが、
栃木が77分に同点に追いつき、試合は引き分けて栃木の最終成績は自動昇格の二位。
そして沼津と栃木の試合が引き分けた場合のみ、自力で勝てば優勝だった秋田は
幸運にも恵まれて初優勝。
そしてザスパクサツ群馬はしばらく守ったJ2の地位を失って来期はJ3です。
J3はJ2にも負けず劣らずの魔境リーグです。
J2から降格して翌年の一年で簡単にJ2へ再昇格出来るほど易しいリーグではないです。
それを出来たのは去年の大分のみ。それも本当にギリギリの戦いでした。

それは今年J2から降格してきた北九州が九位に終わったのを見れば語るより早いです。
幸い(?)来年はJFLから新規の昇格チームはないので、今年の沼津みたいな快進撃を
する新チームがないことは組みしやすいでしょう。