関英ドライブインに行ってきました。
もっと厚切りカツ丼(1680円)。
ミニ黒板にこっそり書かれていたメニュー。その値段に躊躇するも注文。
見た目は普通のカツ丼。メニュー名のもっと厚切りとはどんな感じでしょうか。
カツ丼(900円)→厚切りカツ丼(1100円)→もっと厚切りカツ丼(1680円)。
しかし素朴な疑問が。厚切りすぎると中まで火が通らないのでは?
カツ丼って、お肉に片栗粉つける、溶き卵につける、パン粉につける、
そして油で揚げるの手順ですが、厚切りだと中まで火を通そうとすると
衣が焦げてしまいます。低温でじっくり揚げれば焦げないけど料理として
成り立たない。もしかして中はレア状態とか。それだったらやだな。
ん!!ちゃんと中まで火が通っている。どういう仕組みで実現したんだろ。
食べていて気付いたんですよ。これはあらかじめ低温調理で先にお肉に加熱して
中まで火を通して生焼けを回避してそのお肉を手順を踏んで揚げていますね。
食べるとカツ丼のお肉というよりハムっぽい。肉肉しいハム。まあハムは肉だけど。
お肉が崩れていく食感です。手の込んだメニューなんだな。
こんなサプライズメニューがあったとは。店主さんの遊び心と心意気が楽しい。
肉の暴力に負けずに完食。カツ丼というよりハムたくさん食べた感じがします。
もっと厚切りカツ丼でもいいけど、映えを狙って「1ポンドカツ丼」とか
SNS向けの名称とかいかがですか。454グラムが1ポンドだけどひょっとしたら
それ以上お肉を使っているのかもしれないけど。