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松代象山地下壕

いわゆる、「松代大本営」の一部です。
太平洋戦争末期、軍部が本土決戦に備えて長野市松代地区に大本営、政府機能などを移す計画を立てました。
頑丈な岩盤の山々がある松代は、敵の空撃にも耐えられるという事も、ここが選ばれた理由の一つだそうです。
この象山地下壕は、3ヶ所掘られた地下壕の一つです。この地区は「イ地区」、イロハのイです。
政府機関、日本放送協会(NHK)、電話局などがここの象山地下壕に入る予定でした。
象山地下壕が「イ地区」、舞鶴山地区が「ロ地区」、皆神山地区が「ハ地区」と決められていました。
皆神山地区には食料庫、舞鶴山地区には軍司令部、天皇陛下関連施設のための地下壕が掘られました。
舞鶴山地区の地下壕は、現在気象庁精密地震観測室として使われています。ここには
天皇の間、皇后の間が用意されていました。

象山地下壕案内図。近くの象山東駐車場(無料)から徒歩5分のところにあります。
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不戦の誓い。となりの熊さんがいい味だしてますね。
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ヘルメットは無料で貸し出してもらえます。入り口は天井低め。普通の身長の男性なら頭ぶつかるカモ。
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途中にある案内図。壕の中で撮影は自由ですけど、なんか工事で亡くなった方の事を思うと躊躇われる気も。
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着工は昭和19年11月11日。翌20年8月15日、つまり終戦の日まで工事は行われていました。
地下壕の中は暑くもなく寒くもなく洞窟みたいな感じもします。場所によって湿気を感じる場所もありました。
しかし、これだけの地下壕を短期間で旧式の人海戦術工事で進めたというのは想像を絶します。
戦後はしばらく「忘れ去られた」存在でしたが、平成元年から太平洋戦争の遺跡として、
後世の人たちに知ってもらうために見学できるように整備・公開されました。

見学は無料です。午前9時から午後4時まで。第3火曜日・年末年始が休みです。



一部追記

ここの象山地下壕には、気象庁地震観測室もないですし、天皇陛下関係施設もないんです。
それらはここからもう少し南下した「真鶴山地下壕」の方にあります。
気象庁地震観測室の建物は一部が公開されています。天皇の間、皇后の間の写真なども展示しています。
正確には「気象庁精密地震観測室」という名称です。展示室の見学時間は午前8:30~午後5時です。
ここには地震観測の機械や、以前あった松代大地震などの展示、地下へ続く階段などがあります。