さて、J2も最終節。3位から6位に入るとJ1昇格プレーオフに出場出来る権利が
もらえます。3位と4位チームはホーム開催で引分けでも勝ち抜けのメリット。
5位と6位になるとプレーオフはアウェイ会場で引分けでも敗退のビハインドです。
3位と6位、4位と5位のチームの対戦となり、決勝に進むチームが仮に5位と
6位のチームの対戦などでも5位のチーム、つまり順位が上位のチームのほうが
常に引分けでも勝ち抜けの、リーグ戦の最終順位の優位性が保たれる
レギュレーションとなっています。京都の3位は試合前から確定しています。
ジェフは、引分けでもプレーオフ進出は勝点で並んでも得失点差でかなり有利
なので事実上決まっている状況。勝てば文句なくプレーオフ進出、その場合長崎
が負けると4位になれてプレーオフのホームゲーム開催が可能となるおまけつき。
なんにせよ、ジェフは勝てばいい。引分けでもプレーオフ進出、負けると…
負けるとおそらくプレーオフ圏外になる可能性は高そうな空気でした。
6位の徳島、7位の札幌、8位の松本、この3チームのうち2チーム以上が勝ち、
ジェフが負けの場合、ジェフは7位以下となりプレーオフ進出を逃します。
NHK‐BSで全国放送されていた同時時刻開催の長崎vs徳島の試合が、徳島が後半に
先制。そして、松本vs愛媛の試合で松本が先制。札幌vs北九州はスコアレスのまま
という状態の時間がしばらく続きました。このままの状態で試合を終えると…
3位 70 京都 (京都のリーグ戦成績3位は確定)
4位 67 徳島
5位 66 長崎
6位 66 松本 (長崎とは得失点差で松本が下位となる)
-----------------------プレーオフ進出ライン---------------------
7位 65 千葉
8位 64 札幌
つまり、長崎か愛媛かジェフか、いずれかのチームが点と取って同点の状態に
ならないとジェフはプレーオフ進出を逃す状況に追い込まれました。
そのうえ、ジェフは2点ビハインドというちょっと厳しい状況。
勝てなくて負けるようではプレーオフ進出を逃すのも致し方ないと観念して
いました。別に鳥取を見下している訳じゃなくて、ジェフはとにかく気持ち
みせて結果も出してよ、と思うのです。思っていました。感じていました。
後半36分、途中交代の森本選手が1点を取り2-1に。
そして後半のアディショナルタイム、兵働選手のビューティフルミドルシュートが
決まって同点に。
あとは時間を使って最低でも引分けに持ち込めれば。2画面で長崎vs徳島の
結果もみながら時間は進みます。 ↓ジェフが追いついた瞬間!

松本は勝ったみたい。

札幌はスコアレスで引分けに。

そして試合終了。

鳥取 2 - 2 千葉
なんとか引分け。なんとかプレーオフ進出。厳しかった。
試合内容は鳥取に気迫でおされてどうしようもなかったけど、最後はとばして
来週日曜日、アウェイで4位の徳島とジェフはプレーオフ準決勝を行います。
長崎はアウェイで3位の京都とのプレーオフ。この両試合の勝者が、
再来週の日曜日の15:30KICK OFFの国立競技場での決勝戦に挑みます。
5位という結果は去年と同じ。なんか去年と同じ結果を繰り返しそうで怖い。
2013 J2最終結果
勝点 チーム名
87 G大阪
86
85
84
83 神戸
-----------------------J1昇格-------------------
82
81
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70 京都
69
68
67 徳島
66 千葉(得失点差+19)長崎(得失点差+8)
--------------------プレーオフ進出ライン--------------------
松本(得失点差0)
65
64 札幌
63 栃木
62
61
60
59 山形
58 横浜FC
57
56 岡山(得失点差+4) 東京V(得失点差-6) 福岡(得失点差-7)
55 水戸
54
53
52
51
50
49 北九州
48
47 愛媛
46
45
44 富山
43 熊本
42
41
40 群馬
39
38
37 岐阜
36
35
34
33
32
31 鳥取