なんの特徴もなさそうな田舎の駅ですが、実はあることで日本一。
駅へ向かう道は、ここしかないんです。人がすれ違うのがやっとの幅。
なんか民家の横を歩いて行くので違和感がありますね。悪いことしてるような。
海瀬駅。長野県民が好きな標高で言うと755mになります。
電車は2両編成で来ます。正確には気動車ですか。電気じゃないもんね。
ずっと昔から無人駅だそうです。でも待合室はあります。
なにが日本一かというと、日本一海から遠い駅なんだそうです。
実は二番目に海から遠い駅とは僅差で、海から二番目に遠い駅は上信電鉄の
南蛇井駅(なんじゃい駅)で112キロ50メートル。約700メートル差。
時刻表。ローカル線の時刻表としては正直意外と本数あるなといった印象。
感染症で路線バスなんてどこもバスの本数が激減しましたからね。
佐久平駅まで240円なのでお買い物に行きやすいのもいいところ。
佐久平駅は駅近に商業施設が密集しているから徒歩でも便利です。
朝夕の通学需要もあることがわかります。中込駅から先だとさらに本数あります。
この「日本一海から遠い駅」は鉄道系ユーチューバーのネタにもなってますね。
小海・小淵沢方面。こっち側にいても2両編成だから乗れないよ。
こっちは佐久・小諸方面。待合室付近で待っていればスムーズに乗車できます。
お隣の駅は羽黒下駅と八千穂駅。どちらの駅も佐久穂町にある駅。
いちにちの乗降客数はふたケタだそうですが、簡易委託駅で両方窓口があります。
八千穂は佐久穂町の旧村名の八千穂村から。佐久穂の佐久は佐久町から。
いいタイミングで列車が来ました。狙っていたわけじゃないけどちょうど来た。
飯山線とかでもみかけるタイプかな?黄色いブロックの内側で撮影しましたよ。
13時26分小諸行き。降りた人はいなかったですが乗る人がひとりいました。
結構傾斜あるね。「25」っていう標識があったので1キロで25mの高低差。
1mで25cm降るということですか。結構高低差あるな。
この狭さ。駅のホームへは階段と段差がありバリアフリー非対応。
近くに佐久穂町の小学校・中学校があります。
旧八千穂村と旧佐久町の小・中学校を閉校してひとつにした小・中学校です。
現在佐久穂町の中学校はこの佐久穂中学校ひとつ。小学校はここ佐久穂小学校と
大日向小学校(イエナプランスクール)があります。
それでですね、こんな看板があったのですよ。海瀬駅利用者だと使えるの?
駅の上を横切る大きな管。
駐輪場らしき場所もあったけど特に表記がなかったのでそれかどうかは不明。
以上海瀬駅でした。