数日前に完成した、長野県立武道館を見学してきました。
佐久市猿久保地区に約62億円で建設されました。
県立武道館ですから、場所をどこに建てるか悩ましい問題もあったでしょうが、
佐久市に建設されました。なお、佐久市も12億円くらい拠出しています。
コンサートもできる主道場、そして柔道場、剣道場の3つで構成されています。
主道場は、観客席は1512席。イベント時には1階に椅子を並べて約3000人
収容できるそうです。来週末に予定されていた、さだまさしさんのコンサートは
コロナウイルスの影響で中止となりました。
天井は高く木材がふんだんに使われています。バスケットとかバレーボールの試合も
たぶん出来そう。来シーズン、信州ブレイブウォリアーズの試合興行とかやらない?
あ、でも床が激しい運動に対応しているかどうかがわからないな。
右上のオレンジの旗は長野県旗です。カタカナの「ナ」もイメージしています。
立派な太鼓。太鼓の達人とは違う(あたりまえだ)
まだ完成したばかりなのでどこもピッカピカ。
オリンピック関連の展示がありました。上に飾ってあるユニフォームは…
横山選手がブーンしているところ。
施設の入り口で受付しているので、そこで目的を告げれば中を見学できます。
シンプルに「見学にきました!」でいいと思います。
蔵書とか見たら、さらっと凄いラインナップですわ。
ここの本、悪い人が持っていかないように対策しないとやばいのでは?
だってネットで売ればかなりの値がつきそうなものもあるしね。
宇宙飛行士の油井亀美也さんの本もあるね。南佐久郡川上村出身。
「佐久・小諸の昭和」なんてほぼ新品で定価は1万くらい。
北斗の拳があるのは、原作者の武論尊(ぶろんそん)氏が佐久市出身だから。
WOW!こんな貴重な本まで置いてあるとはびっくり。
しかも初版じゃないですか…すごい(語彙)
みなさんは、冬季オリンピックで世界中で一番注目される競技は何だか知ってます?
実は男子アイスホッケー。フィギュアスケートとかスキージャンプとかは日本では
注目されますが、北米4大プロスポーツのアイスホッケーが世界では人気なんです。
長野オリンピックの時、男子アイスホッケー決勝のチェコ対ロシアの試合には
25万円を超えるダフ屋の値段がついた、と当時報道されていた記憶があります。
チェコの英雄ハシェック。鉄壁の守りでチェコを金メダルに導きました。
ふ、ふなきぃ~
長野県には県立の武道館が無くて、なんでないの?の声は高かったらしいです。
福島・新潟・長野・京都が「県立(府立)の武道館が無い」都道府県だった模様。
ただし、福島や京都は代わりとなる施設は持っているので実質長野・新潟の両県だけ
が無かったみたいです。その新潟県も2019年12月に県立武道館がオープン。
ということは実質、長野県が一番最後に県立武道館が完成したということですね。
2階からは主道場へ入れる導線になってます。建物入り口の大きな突き出しが
キャノピー。ここから1階を通らずに直接観客席へ行けます。