小諸市にある氷風穴に行ってきました。
氷風穴。この「氷」は、かつての地名だそうです。
無料駐車場もあるのでご利用下さい。
今でも、ひとつの風穴は利用されているそうです。
個人利用(個人の所有)だそうです。
駐車場入口の説明看板にある温度計は23度くらいを示しています。
この日の小諸市の街中の気温は26度くらい。
風穴はいくつかあるのですが、中に入れる五号風穴を目指します。
必感!!5号風穴の冷涼体験
温度の変化を体感できるそうです。
風穴入口で13度。駐車場から徒歩2分くらいで約10度違います。
風穴群みたいな場所なので、外にいるだけでひんやり。
中に入ってみます。
中の温度は、まさかの5度くらい!まじか。冷蔵庫じゃん。
昭和60年まで氷の保存などが行われていたそうです。
だいたい2度から5度くらいに保たれるんだそうです。
冬でも温度はさほど変わらないんだそう。
大正時代は、まだ日本では冷蔵庫は普及していませんでした。
大正12年に、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)社の
電気冷蔵庫が日本に輸入されたのが、日本での電気冷蔵庫の始まりです。
群を抜いて全国一の蚕種貯蔵高だった、小諸の風穴でお蚕様の孵化の
タイミングを調整できるようになり、小諸は栄えたんですね。
確かに、小諸駅からそんなに遠くない場所です。
JRとしなの鉄道の小諸駅から、車で風穴まで7分。歩いても約1時間。
当然、昔は今ほど道は整備されていないでしょうけど。それでも近い。
駅から全国に蚕種が発送されていたんですね。
天然の冷蔵庫ですが、涼しい場所があれば温かい場所もあります。
空気が流れているんですね。温風穴というそうです。
行くなら絶対夏!暑い時に行って驚くのが王道。