博物館なので、地元の遺跡などの常設展もありますが、目的は企画展。
長野電鉄河東線 須坂〜屋代間開業100年記念企画展。
鉄道ノスタルジー 〜時代と共に進む電車〜
長野電鉄は、長野駅から権堂を通って須坂を通って湯田中駅に行く路線ですが、
開通したのは屋代(千曲市)から須坂市へ向かう河東線、のちの屋代線が先でした。
千曲川の東側地域、松代や須坂などから生糸などを速く運ぶルートが必要とされた
からです。その開業から今年で100周年。今は屋代線はもうないけど。
長野電鉄は、長野・市役所前・権堂・善光寺下の4駅が地下化して
昭和56年に地下開通しました。地下化を望んだのは長野電鉄ではなく、
都市計画でどうしても長野電鉄の地下化をしてほしかった、長野市。
須坂駅前のイオン須坂店、昔ボウリング場があったということは聞いたことは
あったのですが、ながでんボウル、つまり長野電鉄が経営していたんですね?
たった3年で開業から閉業していますね。
昔、屋代駅から河東線を通って湯田中駅まで国鉄の電車が走っていたんですよね。
スキー電車です。今は長野駅でバスに乗り換えるか、スキー場の目的地に合わせて
飯山駅とか戸狩野沢温泉駅でバスに乗り換えるパターンもあります。
村山駅。私半年くらいここから市役所前駅まで電車で通っていたなぁ…
駅前にある白っぽいボックスは、昔の公衆電話ボックスです。
たぶん村山駅は今でもこのままほとんど変わっていないと思う。
入館料は100円なので、ふらっと立ち寄るのもいいですよ。
木島線・河東線(屋代線)と、長野電鉄は支えきれなかったねえ。
ノスタルジーだけでは鉄道業者はやっていけないけど。