千曲市にある、登録有形文化財の龍洞院架道橋に行ってきました。
龍洞院架道橋。読み方は りゅうどういん かどうきょう 。
明治33年に造られた「トンネル」。
寺院の参道を横切る形となった国鉄の路線。そこで参道を「掘った」のですね。
いや、違うな。橋なので造ったんですね。道路が線路の下を通っている場合に
架道橋と呼ばれるんだそうです。あんまり橋っていう感じはしないけど。
鉄道側から見た言い方なので「橋」なんですね。
登録有形文化財、その数は1万2000件を超えるのですが、都道府県別での数では
大阪・兵庫・京都・長野の順です。長野県には多いんですね。
長手積みと呼ばれる手法。レンガの積み方にも色々種類があるんだそうです。
参道入口はここ。しかしここから無理して登っていく必要はありません。
車で境内まで簡単に行けます。
そうは言っても参道を歩くのも意味のある行動だと感じられる勾配。
かなりの勾配です。
30分間くらい滞在していましたが、誰にも会いませんでした。
夜に通ったらちょっと怖いかも。お昼でも少し怖さを感じる静けさと薄暗さ。
秋には紅葉が見事なんだそうです。