日曜日に長野市民芸術館で行われた信州ブレイブウォリアーズの
TIP-OFFイベントに行ってきました。有料会員限定のイベントでした。
会場は1000人以上入りますが、だいたい500人くらいの入り。
正直さみしい。まだ信州ブースターの喪失感みたいなものが漂っていますよね。
いなくなった選手の顔ぶれを見れば致し方ないところ。
信州ブレイブウォリアーズの運営母体だった、㈱信州スポーツスピリットは
名称を変え、事務所も長野市に移転し新しく出発しました。
ものすごく乱暴な言い方をすると、産まれた千曲市を後にした、ということ。
ホームタウンは千曲市と長野市ですが、今シーズンは千曲市開催はしません。
新B1(Bプレミア)を目指すのには千曲市では荷が重いのは事実。
もう既に売上、事業規模で言うと長野パルセイロと肩を並べました。
トップリーグのバスケットのチームを応援するのか、万年J3、リーグ3部の
サッカーチームを応援するのか、勢いとビジョンで言えば答えは出ている。
長野市は信州ブレイブウォリアーズに事業参加しました。要するにお金出した。
アリーナのホワイトリングは市のお金で改修するし、副市長も送り込んだ。
ユニフォームお披露目。ウェイン・マーシャル選手と三ツ井選手と
出戻りとなった石川選手。黄色ユニが一番着用される機会が少ないですね。
去年の得点上位だった5人が全員いなくなりました。これは一大事。
誰が得点をするのか。それをなんとかするのが勝久マイケルヘッドコーチの手腕。
前は秋田に所属していたキッド選手を獲得。彼が一番、今シーズン得点をする
こととなるとは思います。彼の活躍が信州の「残留」に関わってくると思う。
トンプソン選手。あちこちの国でプレーしたいわゆる「ジャーニーマン」。
スリーポイントシュートはほとんど打たないプレースタイルですね。
チームの中では第3の外国人扱いでしょうかね。
勝久マイケルヘッドコーチ。お話の中で
「バスケット日本代表を誇らしく思う気持ちが99%。(しかし残りの1%は)、
もやもやした気持ちがあるのも事実」。いわんとしていることはよくわかります。
敢えて誰とは言わないし言えないし。きっと勝久マイケルヘッドコーチの中では
今シーズンはホップ・ステップしてジャンプする三年目のはずでした。
ジャンプしようとしたら足元がなくなって、着地する場所さえもなくなった。
それくらい苦しく悲しいオフシーズンでした。すべてはお金。お金さえあれば…
でも勝久マイケルヘッドコーチは、そんな暗い気持ちは過去として受け止めて
前を向いてまた新たな挑戦をしていく、そういう明るい表情で語りかけました。
もうチームの命運は彼にすべてかかっている。お体大切になさってください。