この3館は、入場料は共通。一番西にある建物が美術館で、そこで大人500円を払って入場します。
美術館・有島生馬記念館は撮影禁止です。化石博物館は撮影OK。
美術館の水彩画展「スペインの光と影」を鑑賞した後、有島生馬(ありしまいくま)記念館に行きます。
有島生馬は、画家・作家。「白樺」創刊に参加しています。現代史で習ったよね?
現在の
東京外国語大学のイタリア語科卒業。そしてこの赤と白の建物は、鎌倉にあった有島生馬の家を
移築したもの。有島生馬は、
信州新町の「琅鶴湖(ろうかくこ)」の名付け親でもあります。
化石博物館へ。
信州新町は化石が発掘される地区なんです。断層の上にあるからだそう。
サメの歯。触ったら痛い。
恐竜のぬいぐるみがお出迎え。綺麗に並べたのは私です… 奥に見える水面はいわゆる琅鶴湖。
ダム湖です。
こんな風に本や百科事典などが無料で読めるんです。
植物の図鑑を見て、しばしお勉強中のたてばやし。この「
小学館の図鑑NEO」シリーズ、いいなぁ。欲しい。
手前のボタンをポチっと押すと、こんな風に断層が盛り上がってきてちょっとびっくり。
琅鶴湖。琅(ろう)は、ロウカン、ひすいのことです。湖水の色のイメージから。
鶴は、字の通り鶴の意味。
ダム湖の形が鶴が翼を広げたように見えることから、この字が使われてます。
景色の良さから観光に活かされています。毎年8/15の花火大会が地元では有名です。
この、美術館・有島生馬記念館・化石博物館は、
長野市と合併する前の
信州新町が建築したもの。
人口5000人くらいの小さな町だった割には、立派な施設です。昭和57年開館。
田舎でも美術館などがあってしかるべき、というとっても高貴な発想から生まれたものなんです。