今年の春に、新しく長野県立大学が開校しましたよね。
旧後町小学校の跡地を利用して出来たものが、後町キャンパス。
旧後町小学校は、明治6年(1873年)開校、2013年(平成25年)に閉校しました。
大変歴史のある小学校でした。善光寺門前の学校でした。最後の在籍児童数は33名。
後町キャンパスは、新一年生が全員入寮する全寮制の「象山寮」がメインの建物。
佐久間象山は長野県民だと「さくまぞうざん」と読むのが一般的なんですが、全国的には
「さくましょうざん」と読まれることが多いです。彼の人生は大河ドラマの主役になれる波乱万丈。
今のメルパルク長野の場所は、転車台とかがありましたからね。
後町小学校は138年の歴史を終えましたが、新しく学びの場が復活したことは良かったです。
とはいえ、ここは象山寮やホールがメインで、授業をするキャンパスは三輪の長野県短期大学の
施設がメインとなっています。長野県短期大学は現在の在校生をもって閉校となります。
朝は、ここの象山寮から三輪キャンパスまで自転車で通う風景が見られるようになったそうです。
いう現状では、若者の流失を食い止めるためにも実学の大学が必要だとの判断なのかも。
ただ長野市に新しく大学を創るということで松本・上田方面から相当批判もあったそうですが、
(過当競争になるという意味でね)やっぱりチカラをもっているのは「県」なので押し切ったようです。